『誇大妄想展開領域』 黒のカラーケントに メタリック系ボールペン

誇大妄想展開領域

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ターミネーターとレジスタンス  X+5  

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終わらせる者抗う者 X+5
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<諸々の裏設定 (続)>  第6話 「ノアの箱舟」 以降、完結編 (第10話) に至るまでの中編作品 (全6連作)は、語り部カムティにとっての解放と再生の物語であると同時に、編者スターにとっての成長と実現の物語である。
 言うまでもなく、スターとは 『ターミネーター4』 に初めて登場したオリジナル・キャラクターで、映画本編では まだ9歳の少女だ。2018年から逆算すると、彼女が生まれたのは2009年のこと……。つまり、《審判の日》 の翌年なのである
 だから スターは戦争しか知らない。正確に言うなら、機械軍という “捕食者” 集団に絶えず狙われているという、過酷なサバイバル・ライフしか知らない。


 このリアル世界における2009年現在の、いわゆる文明社会に生きている我々には想像することしかできないような、決して油断のできない逃亡生活……。 そんな環境が子供の心に与える影響を考えると、それによって形成される適応的人格は、当然のことながら、戦士の強かさを兼ね備えているであろう。ところが その強かさとは正に、野生動物のそれに他ならないのだ。
 「T4」 におけるスターは口が利けない (このことは、彼女があくまで動物であることのメタファーでもあろう)。劇場用パンフレットなどの資料には、「戦争のトラウマにより」 と記されているだけだが、強いて想像力を駆使するまでもなく、機械軍 (おそらく T-600型ターミネーター) に家族を殺されたのである。そのために彼女は復讐心をその小さな胸に秘めている。そして実は、それをバネにして生き抜いてきたのだ。


 家族惨殺という事件が何歳のときの出来事だったのかは定かでない。「T4」 の物語現在、つまり彼女が9歳の時点において、その記憶は潜在意識の奥底へと抑圧されているはずだ。想像的 “解読法” によって それを推し量るならば、スターひとりが生き残ることができたのは、そのとき身を隠していた場所で悲鳴を押し殺していたからだろう。そのため この事件以来、彼女は声を発することができなくなったのである。
 拙著の中編、その終盤において、初めて彼女が喋れるということが明らかになる。カイルともカムティとも、手話ではなくて音声を使ってコミュニケートしているのである……「T4」 から8年が経過し、満17歳になったスターは……。

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ターミネーターとレジスタンス  X+4

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終わらせる者抗う者 X+4
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<諸々の裏設定>  少年時代の記憶や一部の挿話を別にするなら、語り部 カムティの経験の中で 時系列的に言って最初に来るのが、第10話 「解放」 のラストで語られる、《審判の日》 における妻ガブリエルとの齟齬である。
 “戦前”、気功治療師であった彼は、月に1~2回は施術のために地方へ赴くという生活を続けていた。……2008年8月29日、人類総体にとって運命の一日として歴史に刻まれることになる その日、彼は アラバマ州のセルマに住むクライアントの 「気の流れ」 を調整するために、早朝の便でニューヨークを離れたのであった。
 本編で軽く触れられているとおり、カムティとガブリエルは その前夜、口論をした。そして、そのときの否定的感情を翌朝にまで持ち越してしまったカムティは、頭ではそうすべきだということを理解していながら、妻に向かって自分のほうから優しい言葉をかけ、地方旅行への同行を誘いかけることが どうしてもできなかったのである。
 一縷の後悔の念を胸に抱きながら 彼は出発し、そして、核ミサイルの炎がニューヨーク市を一瞬にして焼き払った……。
 ちなみに その前夜の口論は、二人で一緒に観たDVD映画に関する見解の相違が原因である。その映画とは、第1話でカムティが言及しているシミュレーション作品、クリストファー・ロウリー監督の 『アフター ・デイズ』 アフター・デイズ [DVD] に他ならない。
 注意深い読者の方なら お気づきであろうが、ここには記憶の改竄がある。この問題のカナダ映画について語りだしたカムティは、それを 《審判の日》 の 「直前」 に観た、と曖昧に述べているのだが、実は まさにその前夜のことだったのだ。

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終わらせる者抗う者 X+3
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<時代設定>  第1話 「贖罪」 における物語現在は2019年の6月……『ターミネーター4』 で描かれている事件から8~9ヵ月後のこと、という設定だ。
 ちなみに、「T4」 における正確な月日設定は (手持ちの資料を見た限りでは) 明かされていないが、天候や風景などから推測するに、おそらく中秋ではないだろうか。“核の冬” の名残りと地球温暖化とが相殺された結果、この時代の気候は2009年現在と大差ないだろうと考えられる。


 語り部であるカムティは1971年の夏至、つまり6月21日生まれという設定であるから、この日 かれは満48歳になったわけである。
 自我に目覚めた軍事用コンピュータ・ネットワーク・システム 「スカイネット」 が人類に反逆を起こした年、つまり 《審判の日》 は2008年 (8月29日) の出来事   というには あまりにも深刻だが……なので、それから11年後の世界 ということになる。
 また、このSF神話体系における既存キャラクター群について言っておけば、人類の救世主たるジョン・コナーが この時点で34歳、ブレア・ウィリアムズが (おそらく) 30歳カイル・リース17歳、スター 〔後のグッドブラッド=ウィリアムズ〕 が10歳である。

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ターミネーターとレジスタンス  X+2

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終わらせる者抗う者 X+2
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<人物設定 (続)>  第2話 「殉死」 に登場して、鮮烈な印象を読者の心に残すサクラ……。この日系人女性も またカムティと同様、拙著における数少ないオリジナル・キャラクターの一人である。
 カムティ・“ミノーラ” が日系三世であり、しかもその母方の血筋はアメリカ先住民 (オグララ・ラコタ族) であるのに対して、サクラのほうは二世……というよりもフランス系アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたハーフであるという設定なので、日本の伝統文化に関する知識および直感は、彼女のほうが遥かに上を行っている。


『S a k u r a  1 9 8 9 - 2 0 1 9』
 機械軍との戦争時代という 正に近未来的な極限状況において、彼女の特技の一つがであるという一見 奇妙な設定を敢えて行なったのは、極めて過酷な環境にあってさえも、人間というものは 自らのルーツを大切に思う感受性を失わずにいられる、ということを示したかったからに他ならない。ちなみに、彼女に弓道 (および薙刀) の手ほどきをしたのは、鹿児島県の出身で、「男 (薩摩隼人) に生まれるべきだった」 と自他ともに認められていた実の母親である。
 ……ここで お察しの読者もいらっしゃるかもしれないが、「サクラ」 という名は、春に満開の花を咲かせる木本植物のサクラからではなく、現地の有名な火山 桜島からとられたものなのだ。


 物語の進行上 割愛せざるを得なかったが、第6話以降で描かれていく野生動物救出ミッションにおいて、カムティと2人の “若武者” が敵の輸送機に乗り移る際に使ったワイアとランチャー付きのボウガンは、生前の彼女が自ら拵え・装備していた小型アーチェリーを改良・発展させたもの、という設定だったのである。


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ターミネーターとレジスタンス  X+1

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『軌跡』 33cm×43cm
 5ヶ月に渡って断続的に連載してきた トリビュート・オリジナル・フィクション、『ターミネーターとレジスタンス』 を先月ようやく完結させることができた。この期間、正味2回の個展を含めた数々の作品展覧会……つまり絵描きの端くれたる私にとっては本業に相当する仕事の多忙さにかまけて、こちらの連続小説投稿が極めて不規則なものになってしまったことを、読者の皆さまに深くお詫び申し上げたい
 絵画や造形芸術にはまるで興味のない、小説オンリーのファンの方々に対しては、尚更のこと 申し訳なく思っている


 “記事” 投稿回数にして 総計12回となった当作品……中篇ブログ小説について、可能な限り丁寧解説を最後に付け加えておくことは、作者として当然の義務というものであろう。
 そこで、まず始めに 手の内を明かしておいたほうがよいと思う。「手の内」 とは要するに、独自のストーリーを紡ぎ出していく上で その前提とした、原作資料群のことである。

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Minr Kamti / 亀谷 稔

Minr Kamti / 亀谷 稔

1961年生まれ。
武蔵野美大卒。
建築プレゼンテーション・調理・知的障害者たちの陶芸制作活動補助、といった職を経た後に、2006年7月より創作活動に専念している微細画家 。2007年1月、銀座 - あかね画廊にて初個展。
今現在('08年4月)の描法は、かつて伐採予定地などで行なっていた舞踏を応用した自動筆記法である。
   著書 『全一の展開
         末端の必然』

             奥付より

* オフィシャルサイトにて本の内容をご紹介しております。購入のご決断をされる前に ぜひこちらをどうぞ……。

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