古代中国への いざない
なぜかタイムリーな既存作品
巷は 新型インフルエンザで賑わっているようですね。
私がよく行く SEIYUでも、消毒用の霧吹きをカゴの近くに備えつけるようになってます。
ところで いささか奇怪なことなんですが、昨今のごとき騒ぎが起る以前、正確に言えば 今年の1月と2月のそれぞれ上旬のこと……
『ボーダーラインの初仕事』 なる短編2部作を既に投稿しているのですが、それらが なんと -
新型ウィルスとの熾烈な攻防戦を、ある白血球 T細胞の主観で描いたエンタメ アクション系 一人称小説だったのです!
まあ、予言的といえなくもない訳ですけれど、実際は、人間以外の存在の主観で語るというスタイル、昨年4月に上梓された拙著以来の十八番で 〔例えば こちらなどは銀河系が語り手 〕、当ブログもそれを踏襲して書いておりました。
第1回投稿記事の語り手 (というか思い手) はノネコ、第3回目はイルカ……といった具合で、それがだんだんエスカレートしていった挙げ句、ブログ開設から約2ヶ月半が経過した本年1月9日、
遂に微生物 ・細胞存在領域にまで手を出した、という経緯だったのですね、これが……。
したがって、意図的にその時期を狙っていたわけでは毛頭ないわけで……いわゆる偶然というやつだったんです。
偶然? 笑わせないでくれ。それは愚か者を幸せにしておくだけの説明だ。
M.ゼヴァコ 『レ・パルデラン』 〔『ナインスゲート』 P169〕
まあ、私見はともかくとして……
かなり難解な代物ではありますが、興味のある方は本編を読まれる前にご覧になってみては如何でしょうか。
* ちなみに、「Part Ⅰ」 の終りには予告編が、「Part Ⅱ」 の冒頭には あらすじがついてますが、時期といい その形式といい、皆さん薄々お察しのごとく、この2部作……『レッドクリフ』 に思いっきり擬態してます。
