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ターミネーターとレジスタンス  X+1

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『軌跡』 33cm×43cm
 5ヶ月に渡って断続的に連載してきた トリビュート・オリジナル・フィクション、『ターミネーターとレジスタンス』 を先月ようやく完結させることができた。この期間、正味2回の個展を含めた数々の作品展覧会……つまり絵描きの端くれたる私にとっては本業に相当する仕事の多忙さにかまけて、こちらの連続小説投稿が極めて不規則なものになってしまったことを、読者の皆さまに深くお詫び申し上げたい
 絵画や造形芸術にはまるで興味のない、小説オンリーのファンの方々に対しては、尚更のこと 申し訳なく思っている


 “記事” 投稿回数にして 総計12回となった当作品……中篇ブログ小説について、可能な限り丁寧解説を最後に付け加えておくことは、作者として当然の義務というものであろう。
 そこで、まず始めに 手の内を明かしておいたほうがよいと思う。「手の内」 とは要するに、独自のストーリーを紡ぎ出していく上で その前提とした、原作資料群のことである。

 20~21世紀における最も壮大なSF神話体系の一つであり、娯楽的にも映像技術的にも絶えず時代の最先端を行っていた、正に本家本元の2作品……ジェームズ・キャメロン監督の 『ターミネーター』 および 『ターミネーター 2 審判の日』 は無論のこと、彼の仕事に対する敬意を抱きつつ 新たに製作された 「T3」 と 「T4」 は、当然のことながら私の作品にとっても そのベースとなっている。
 特に後者、『ターミネーター 救済』(原題) は、拙著を書き綴ることになった直接のきっかけに他ならず、当シリーズの一ファンたる私自身、とても深い感銘を受けたものである。そのことについては後に、本文の中で語ろう。
 去る6月に当作品が公開されたときに購入した劇場用パンフレットも重要な資料の一つだ。
 また、この映画を作ったスタッフによる (監督 マックG)“前日談”、「T4」 の物語現在である2018年から遡ること2年の世界を描いたCG映像作品、『ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ』(戦闘機を降りていた時期のブレア・ウィリアムズが主人公) も、未来世界の雰囲気をイメージする上で参考にしている。
 更には 「ターミネーター4 オフィシャル完全ガイド」 で、これは、本編にも登場する既存キャラクターたちの人格設定……というかその確認をする上で不可欠のものであった。
 そして最後に もうひとつ、その物語時間が異なっているにも拘わらず、“将来” すすんでいく事態の展開に重要な影響を与えている (与えた)、という意味で無視することのできない、TVシリーズ 『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』 両シーズン 計31話を挙げておかなければなるまい。




終わらせる者抗う者 X+1
     詳細ガイド&裏設定   -

<人物設定>  『ターミネーター 救済』 ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD] すなわち 「T4」 は、敗者復活戦の物語である。
 言うまでもなく、マーカス・ライトにとっての、ということだ。
 映画では詳細に触れられていないが、おそらく彼は実兄 (と警官2人) を殺したのである。そして その事実に対して内面で言い訳をすることもなく、自分は死刑にされて当然の罪を犯したのだ、《救済》 されるに価しない人間なのだ、と感じている……。
 これも映画本編ではカットされているが、編集段階ではブレアがジョン・コナーにマーカスのことを話す場面があったらしい   -


 「私たちみたいに、自分の人間性と闘っている人に会った」


 ……と( 「ターミネーター4 オフィシャル完全ガイド」 ターミネーター4 オフィシャル完全ガイド(ShoPro Books) P137)。他人の本性を見抜く目を持っている彼女は、本人でさえも自覚していない 《闇の中の光》 を直感的に捉えることができるのである。


 拙著の語り部であるカムティは、マーカスが犯したごとき “大罪” をその背に負っているわけではない。であるにも拘わらず この二人の心情は、少なくともそれぞれの物語の出発点において、とてもよく似ている。
 カムティの罪悪感は、(全編の最後に初めてその詳細が明かされるのだが) 自我に目覚めた軍事用コンピュータ・システム、スカイネットの全面的核攻撃によって 30億もの人命が失われる 《審判の日》 に、を含めた愛するものたち全てが殺されたのに、自分ひとりだけが生き残ってしまった、という事実の認識から来ている。
 これに輪をかけて彼の心情に絶えず悪影響を及ぼし続けているのが、自分は本心では人間全般を嫌っており (「そうであるが故に動物好きなのだ」)、いっけん偶然に思える不幸な事態も 実は、自らの本望が実現してしまった結果なのではないか、という否定的観念をどうしても拭い去ることができないことなのだ。


 第1話で描かれる彼のそんな否定的感情が、回を追うにつれて “溶解” していき、最終話における 野生動物たちの解放という象徴的な形で昇華される……
 その意味において、これは紛れもなく 「敗者復活戦」 なのである




    2009. 12. 02 続




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Minr Kamti / 亀谷 稔

Minr Kamti / 亀谷 稔

1961年生まれ。
武蔵野美大卒。
建築プレゼンテーション・調理・知的障害者たちの陶芸制作活動補助、といった職を経た後に、2006年7月より創作活動に専念している微細画家 。2007年1月、銀座 - あかね画廊にて初個展。
今現在('08年4月)の描法は、かつて伐採予定地などで行なっていた舞踏を応用した自動筆記法である。
   著書 『全一の展開
         末端の必然』

             奥付より

* オフィシャルサイトにて本の内容をご紹介しております。購入のご決断をされる前に ぜひこちらをどうぞ……。

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