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まず T-R X+1T-R X+2T-R X+3を読む







終わらせる者抗う者 X+4
     詳細ガイド&裏設定   -

<諸々の裏設定>  少年時代の記憶や一部の挿話を別にするなら、語り部 カムティの経験の中で 時系列的に言って最初に来るのが、第10話 「解放」 のラストで語られる、《審判の日》 における妻ガブリエルとの齟齬である。
 “戦前”、気功治療師であった彼は、月に1~2回は施術のために地方へ赴くという生活を続けていた。……2008年8月29日、人類総体にとって運命の一日として歴史に刻まれることになる その日、彼は アラバマ州のセルマに住むクライアントの 「気の流れ」 を調整するために、早朝の便でニューヨークを離れたのであった。
 本編で軽く触れられているとおり、カムティとガブリエルは その前夜、口論をした。そして、そのときの否定的感情を翌朝にまで持ち越してしまったカムティは、頭ではそうすべきだということを理解していながら、妻に向かって自分のほうから優しい言葉をかけ、地方旅行への同行を誘いかけることが どうしてもできなかったのである。
 一縷の後悔の念を胸に抱きながら 彼は出発し、そして、核ミサイルの炎がニューヨーク市を一瞬にして焼き払った……。
 ちなみに その前夜の口論は、二人で一緒に観たDVD映画に関する見解の相違が原因である。その映画とは、第1話でカムティが言及しているシミュレーション作品、クリストファー・ロウリー監督の 『アフター ・デイズ』 アフター・デイズ [DVD] に他ならない。
 注意深い読者の方なら お気づきであろうが、ここには記憶の改竄がある。この問題のカナダ映画について語りだしたカムティは、それを 《審判の日》 の 「直前」 に観た、と曖昧に述べているのだが、実は まさにその前夜のことだったのだ。

 ガブリエルの生まれは1973年……カムティの2歳年下である。その生い立ちを簡単に述べておくと、ハワイのカフナ……つまり いわゆるシャーマンの一人をその父親とし、合衆国におけるマイノリティの一派、カトリック教会の伝統的信者を母に持つ。ちなみに、ガブリエルという名前は母方の長女継承名だ。つまり、彼女の母親も、祖母も、同じガブリエルなのである。
 彼女が3歳になった直後、それまで父親が従事していた公演旅行のために 合衆国全土を転々としながら暮らしていた一家は、一人娘の教育に対する考慮から、父親の実家があるハワイ島に移住する。ガブリエルはハイティーンになるまで その地で過ごす。
 本土の大学を卒業した彼女は、はじめ 或る法律事務所に勤めるが、カムティと出会った20世紀末には、連邦検察局で働いていた
 《審判の日》 の2年前、つまりガブリエルが33歳になった年に転機が訪れる。彼女が以前 部分的に担当した或る殺人事件の有罪判決が、実は冤罪であったことが判明するのである。ちなみに その容疑者は、アラスカ州出身のアメリカ先住民なのであった。
 幸い その無実の囚徒は例外的に救われたものの、判決は他ならぬ 「死刑」 であった……。ひとつ間違えたら取返しのつかないことをやり兼ねない職業……そんな “罪深き” 仕事に従事していることが、必要以上に彼女を苦しめ、やがてはノイローゼにまで至らしめる……。本編のラストに 「休暇」 とある その経緯は、上のようなものだったのだ。
『G a b r i e l  1 9 7 3 - 2 0 0 8』

 上の肖像画を描き上げたのは、記事を執筆した後のこと……。ショートヘアも眼帯も、心の眼に映っていたわけではない。
 多少 ぎこちなくはあるものの、笑顔を “見せてくれた” ことは筆者にとっても幸いであった。
 念のために付言しておくと、「ノイローゼ」 になった彼女が自傷行為に走った、ということではないはずだ。女性が (右脳サイドである) 右目を隠す、という行為は、敢えて左脳サイドを選び・それを活性化させる、ということを意味する。転機に立ったガブリエルは、起死回生を図るため、直感的にそのような選択を行なったのであろう。




    2009. 12. 14 続




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Minr Kamti / 亀谷 稔

Minr Kamti / 亀谷 稔

1961年生まれ。
武蔵野美大卒。
建築プレゼンテーション・調理・知的障害者たちの陶芸制作活動補助、といった職を経た後に、2006年7月より創作活動に専念している微細画家 。2007年1月、銀座 - あかね画廊にて初個展。
今現在('08年4月)の描法は、かつて伐採予定地などで行なっていた舞踏を応用した自動筆記法である。
   著書 『全一の展開
         末端の必然』

             奥付より

* オフィシャルサイトにて本の内容をご紹介しております。購入のご決断をされる前に ぜひこちらをどうぞ……。

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